マザー牧場の帰り道にはアクアラインを利用することが多い。そして決まって横浜まで足を延ばして中華街に立ち寄る。今回は上海料理と四川料理を食べさせてくれるという店に入ってみた。
横浜市中区山下町157-8 聖商事ビル
横浜市営地下鉄関内駅徒歩5分
上海料理と四川料理って変わった組み合わせだなと思って両方注文してみた。こういったいわゆる「何料理でも出します」系にはハズレが多いのだけれど、この店の料理はどちらもなかなか美味しかった。
上海料理の中で気に入ったのが豚の角煮。甘すぎず辛すぎず香辛料も控えめと親しみやすい味付け。ほろほろに柔らかく煮込まれていて、特に脂身が抜群。下に敷かれた青野菜と一緒に食べると脂っこさが中和されて箸がどんどん進んだ。そして四川料理ではその代表選手陳麻婆豆腐が光った。最初の一口はぴりっと刺激が来る程度なのだけれど、山椒、黒胡椒、唐辛子が効いていて、気が付けば体が熱くなって汗をかくほどの辛さ。でもしっかりと味に奥行が付けられていて旨みがある。街中で普通に食べるとは麻婆豆腐とは明らかに一線を画したレベルだ。
その他の料理もそこそこ美味しかったし、値段もビールを飲んでも1人3,000円そこそことリーズナブル。そして、少し美味しいとすぐ混む中華街の中にあって、位置的に外れにあるからかほとんど待たずに入れた。これからも結構利用する店になりそう。
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